
料金のご案内
メインテナンス
メインテナンス
33,000円(税込)~/約180分
(クリーニング込み)
対象:口腔内の状態が安定している方
(1・3・6か月に1回など、口腔内の状態と患者さんのご希望に合わせて決めていきます)
日常生活(習慣や環境など)やお身体の調子などの変化を伺い、う蝕や歯周病などのリスクが高まっている可能性が無いかをチェックします。
チェックする項目
▶初期う蝕や歯周病の進行程度
プラーク自体の付着状態。(リスクのある歯にプラークが残っていないかが重要)
▶生活環境の変化
プラークコントロールは維持できていても、食生活や免疫・抵抗力の低下などによって、う蝕や歯周病のリスクは上がります。(影響が出はじめているか、気付けることが重要)
例:間食が増えた/一人暮らしを始めた/デスクワークが増えた/夜勤が増えた/ご家族の介護をするようになったなど。
▶歯周ポケット検査
(歯周ポケットの深さ・骨の吸収レベル・歯肉の出血・歯の動揺など)
▶新しい初期う蝕の発生
▶修復物の破損、脱離
▶義歯の状態
(かみ合わせ・適合性・破損・使用状況など)
▶悪習癖
(食いしばり・ブラッシングの圧の強さなど)
▶顎関節や周囲の筋の不調
▶現在のモチベーション
(ブラッシングの再確認・変更)
GBT:Guided Biofilm Therapy
による歯科予防
GBTとは、歯科予防先進国スウェーデンで生まれた、効果的かつ効率的に、う蝕・歯周病・インプラント周囲炎などの原因となるバイオフィルムの除去に着目し、より歯や身体に優しいう蝕予防・歯周病治療を目指して作られた新しい予防のプロトコールです。
予防先進国ではすでにブラシやラバーカップ、研磨ペーストを用いた歯面研磨を行わない方法が主流になっており、歯面や歯肉、被せ物やインプラント補綴にダメージを与えることなく、安全かつ効果的で非常に侵襲性の低いメンテナンスが推奨されています。
GBTでは消毒液・抗菌薬を使わず、JECFA(FAOとWHOが合同で運営する食品添加物専門家会議)においてその安全性が確認されている「エリスリトール」という水溶性の糖アルコールパウダーを吹き付けてバイオフィルムを除去するので、低侵襲なうえに患者さんにとっても痛みや苦痛が非常に少ないことが特徴です。
当院では、そのGBTを可能にする「エアフロー プロフィラキシスマスター」を用いた歯面清掃を採用しております。

LAGOM oral maintenance clinicで
行われるGBTのながれ
世界水準の数多くの臨床的エビデンスに基づく
8つのプロトコール
01
●口腔清掃状態の評価
前回と比較してどのような変化がみられるかチェックします。
02
●染め出し
バイオフィルムの付着部位を可視化させます。
03
●TBI
プラークの付着部位やハイリスク部位を一緒に確認し、現在のお口の中の状態について患者 さんと情報を共有します。
04
●エアフロー(14μパウダー)
歯肉縁上縁下のバイオフィルム・ステインを除去します。ブラシでは届かない細かい部分まで清掃します。
05
●ペリオフロー
深い歯周ポケット内の清掃に適したチップを用いて、バイオフィルムを除去します。気腫の心配もありません。
06
●歯石の除去
PSチップを用いて、歯肉縁上・縁下の歯石を除去します。
07
●歯石の残存チェック
根面に歯石の取り残しがないか手用器具を用いて優しくチェックします。
08
●メインテナンスの継続
それぞれの口腔内状態やご希望に応じて、メインテナンスの期間をご相談させていただきます。